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ソニーやトヨタ、ホンダなど日本株に好機-豪州ファンドマネジャー

  • 割安な上に長期にわたり堅実に成長する見込みだとアンティポーズ
  • ソニーのイメージセンサー事業やゲーム事業を評価
Test Drive Of The New Toyota Crown

Photographer: Akio Kon/ Bloomberg

Test Drive Of The New Toyota Crown

Photographer: Akio Kon/ Bloomberg

60億ドル(約6600億円)相当の資産を運用するオーストラリアのファンドのマネジャーは、バリュエーション(株価評価)が比較的低い上に企業が長期にわたり堅実に成長する見通しだとして日本株の幾つかの銘柄の買いを推奨した。

  アンティポーズ・パートナーズのジェイコブ・ミッチェル最高投資責任者(CIO)は今月のシドニーでのインタビューで、「われわれのポートフォリオでは、日本株のロングが約12%を占めている」と発言。「これらの銘柄はチャンスに恵まれている割に高くない」と説明した。

  ミッチェル氏が選んだ日本株はソニー、トヨタ自動車、ホンダなど。3銘柄とも年初来で上昇し、特にソニーとトヨタは東証株価指数(TOPIX)の伸びを上回っている。日本株はとりわけ、株価収益率(PER)が低く、コーポレートガバナンス(企業統治)改革が利益をもたらす可能性があることから一部ストラテジストの注目を集めている。

  ミッチェル氏はこれら企業の成長見通しに魅力を感じている。特に、顧客がスマートフォンメーカーから自動車メーカーまで多岐にわたるソニーのイメージセンサー事業が魅力的だという。また、ソニーは「ストリーミングへの移行で好位置にある」として、同氏はゲームのフランチャイズにも潜在成長性を見込んでいる。

  同氏はトヨタについては電気自動車(EV)化の動きを評価。マスマーケットに提供し、プラグイン車を有利な利益率で効率よく生産でき、「これは非常に素晴らしい」と述べた。「アンティポーズ・グローバル・ファンド-ロングオンリー」の年初来リターンは約19%。

  ミッチェル氏はホンダについては、EV化の準備はまだ整っていないものの、同社のオートバイはインドやインドネシアなどの新興市場で人気が高いとし、オートバイ事業での優位がホンダの魅力だとした。

  同氏はその上で、米中間の緊張が他の貿易相手国に有利に働くに連れて日本は韓国や台湾と共に恩恵を受けるはずで、それぞれの市場では「基本的に最善のプレーヤーがますます強くなる」と指摘。「本物のチャンスの魅力がある」と語った。

Sony, Toyota and Honda have all rallied this year

原題:Aussie Fund Sees ‘Cookie Jar of Opportunities’ in Japan Stocks(抜粋)

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