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債券は先物や中期債が上昇、2年入札結果順調で買い優勢に転じる

更新日時

債券市場では中期債や先物相場が上昇。この日に実施された2年利付国債入札が順調な結果となり、買いが優勢となった。

  • 長期国債先物3月物の終値は5銭高の151円82銭。夜間取引の流れを引き継いで安く始まった後、午後には2年債入札結果を受けて水準を切り上げ、一時151円89銭まで上昇
  • 新発2年債利回りは一時0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.095%と2018年8月以来の高水準を付けたが、2年入札終了後にはマイナス0.105%まで低下。新発5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.09%
  • 新発10年債利回りは横ばいのゼロ%

市場関係者の見方

  • みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト
    • 海外投資家の不在や年末で流動性が低下する中、2年債入札には警戒感が強かったが、思ったより強く先物も好感した
    • 担保需要が必要だった先が必要な額だけ確保したのかもしれない
    • 2年金利が一段と低下するには日銀の利下げ観測の高まりが必須だが、それは見込みがたい
長期国債先物3月物の日中取引推移

2年債入札

  • 最低落札価格は100円39銭と、ブルームバーグがまとめた市場の予想中央値(100円38銭5厘)を上回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.69倍と前回4.13倍から上昇、小さいと好調な入札を示すテール(最低と平均落札価格の差)は5厘と前回の1銭1厘から縮小
  • 大和証券の小野木啓子シニアJGBストラテジスト
    • 2年債金利が付利金利である0.1%を上回る中で、水準的には値ごろ感があった
    • 今の市場環境でどれくらい需要があるか不透明感が強かった中で、思ったより順調にこなした
  • 備考:過去の2年利付国債の入札結果

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.100%-0.090%ゼロ%0.315%0.450%0.460%
前日比横ばい-0.5bp横ばい+0.5bp+1.0bp横ばい
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