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きょうの国内市況(12月23日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX4日続落、米中協議期待も割安感薄れる-素材や資源安い

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  東京株式市場ではTOPIXが小幅に4日続落。米中貿易協議への期待は高いものの、割安感が薄れた上新たな材料に乏しく、上値は当面重いとの見方から直近の上昇が目立った鉄鋼や非鉄金属の素材株、鉱業など資源関連中心に下落。米当局が抗がん剤を承認した第一三共など医薬品は高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比3.65ポイント(0.2%)安の1729.42と4日続落
  • 日経平均株価は同4円48銭(0.02%)高の2万3821円11銭と4日ぶりに小反発

  野村証券投資情報部の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは、米中貿易合意による景気回復期待は織り込んだとし、「実体経済に好影響が確認されるまでは上値を追う展開にはなりづらい」と話した。米中関係では「香港などで緊張感は高まっていないものの、貿易協議とは別に人権問題はクローズアップされやすく警戒は必要」と言う。

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長も「新しい材料がなく、利益確定の売りに押された」と指摘。ただ、先高観は崩れておらず「来期増益などが確認されれば日経平均は2万5000円超えもあるだろう」と述べた。

  • 東証1部33業種は鉱業、非鉄金属、鉄鋼、建設、銀行が下落
  • 医薬品、サービス、小売、精密機器は上昇

●長期金利が小幅低下、プラス利回りの需要が支えー超長期は上値重い

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  債券市場では長期金利が小幅低下した。先週末に9カ月ぶりのプラス圏に浮上したことで、プラス利回りを確保する需要が相場を支えた。一方、割高感の強い20年債など超長期ゾーンは上値の重い展開だった。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低いゼロ%。前週末は一時0.01%と今年3月以来のプラス圏に上昇
  • 新発20年債利回りは0.315%、新発30年債利回りは0.445%とそれぞれ0.5bp高い水準を付けた
  • 長期国債先物3月物の終値は2銭安の151円77銭。夜間取引の流れを引き継いで安く始まった後、151円87銭まで上昇する場面もあったが、午後に軟化し、一時は151円67銭まで下落

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 10年金利がプラス圏に戻ってきたことでいったん買い戻しが先行し、その後は相場の上値が重くなった
  • マイナス金利政策の副作用が意識され、日本銀行の利下げはないだろうとの見方から大幅な金利低下も見込みづらいが、かと言って国債を売れる人も限られる
  • 一方、10年債のプラス利回りの買いが20年や30年債からの資金シフトなら、金利差が縮小している20年債などは売られやすい
  • 2-5年が順イールドになり、5年債の売りが先物に波及する展開がかなり進んだので、今度は割高な超長期がスティープ(傾斜)化するかどうかだ

●ドル・円、実需主導の動きながら値幅限定的-109円台半ば

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東京外国為替市場のドル・円相場は小動き。欧米市場がクリスマス休暇に入り、市場参加者が少ないこともあり、実需の取引が中心だった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時02分現在、前週末比ほぼ変わらずの1ドル=109円41銭。ここまでのレンジは109円38銭から109円54銭
  • ユーロ・ドルは前週末比ほぼ横ばいの1ユーロ=1.1083ドル、ユーロ・円は0.1%安の1ユーロ=121円25銭

市場参加者の見方

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • ドル・円相場はクリスマスの週でプレーヤーが少ない中で、実需主導の動きに終始。今年は先週までに中央銀行のイベントは終わり、英国の欧州連合(EU)離脱や米通商交渉も節目がついて新たな動きは来年に持ち越し
  • きょうは米経済指標の発表があるが、金融政策の変更期待につながるものでもない。ポジション面では、昨年と比べれば少ないもののネットでは円ショートなので上値抑制要因となっている
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