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来年の世界アルミ需給は供給過剰に転換、中国需要減に衝撃-丸紅

更新日時
  • 2020年は18万トンの供給過剰の見通し、19年は46万7000トンの不足
  • 19年は統計のある1990年以降、初めて中国の需要が減少した

丸紅は23日、2020年の世界のアルミニウム地金の需給バランスが18万トンの供給過剰になるとの予測を発表した。19年見込みの46万7000トンの供給不足から一転して余剰に転じる。

  19年の世界需給は、世界のアルミ消費の約半分を占める中国の需要が前年比1.2%減の3535万8000トンと統計のある1990年以降、初めて減少したという。富田浩気軽金属地金課長は「非常に大きな衝撃だった」と振り返った。自動車や機械設備の需要の落ち込みが背景にある。20年の中国需要は19年比で2.8%増の3634万8000トンを見込む。

Aluminum Stockpiles at a Depot as China's Trade Shows Economic Recovery Tested by Global Slowdown

中国・無錫市のヤードに積み上げられたアルミ地金(今年5月)

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  アルミは自動車向けのほか、建設や飲料缶向けなどにも使用される。  

  ロンドン金属取引所(LME)のアルミ価格(3カ月物)の見通しについては、20年1ー3月期に1トン当たり1700ドルと年間の安値を付け、10ー12月期には同2100ドルまで上昇すると予測した。年間の平均価格は1813-1913ドルを見込む。20日終値は1800ドルだった。アルミ価格の低迷が続けば、製錬所の閉鎖や減産の可能性もあるとして、価格押し上げ要因になるとみている。

丸紅による2020年の世界アルミ需給予測
  • 需要量は19年見込み比2.2%増の6557万6000トン 
  • 供給量は19年見込み比3.3%増の6575万6000トン 
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