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トランプ氏、ウクライナ支援について尋ねていた-電話会談の1カ月前

  • 新たに開示された資料は電話会談直後に支援凍結されたことも示す
  • 米政府が支援凍結にいかに迅速に動いたかを示すと調査団体CPI

トランプ米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談の約1カ月前に、同国への軍事支援について尋ねていたことが新たに開示された米政府資料で明らかとなった。この電話会談がトランプ氏の弾劾調査のきっかけとなった。

  米調査報道団体センター・フォー・パブリック・インテグリティ(CPI)による情報公開請求で開示された複数の電子メールからは、米政権当局者が7月25日に行われた電話会談の約1時間後にウクライナへの軍事支援凍結を命じたことも分かった。電子メールは大幅に編集されていた。

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9月25日に会談したトランプ大統領とゼレンスキー大統領

  トランプ大統領は保守系ニュースサイト、ワシントン・エグザミナーの対ウクライナ軍事支援に関する6月19日付の記事について尋ねた。

  行政管理予算局(OMB)のマイケル・ダフィー氏は国防総省会計監査担当官に送付した電子メールで、「大統領はこの支出の実行について尋ねており、詳細な情報を入手するため、私は協力して調査するよう命じられた」とし、ウクライナ支援の詳細な情報を求めた。

  また、トランプ、ゼレンスキー両大統領の7月25日の会談直後にノーキスト米国防副長官に送付した電子メールで、ダフィー氏はウクライナ支援凍結に困惑を示していた。

  ダフィー氏は「この要請が慎重さを要する点を踏まえ、知る必要がある人だけでこの情報を厳守するようにしていただきたい」と伝えた。

  CPIのスーザン・スミス・リチャードソン最高経営責任者(CEO)は21日の発表資料で、新たに開示されたこれらの文書は「ホワイトハウスがウクライナ軍事支援の凍結にいかに迅速に動いたかを明らかにした」と指摘した。

  OMBで国家安全保障を担当するダフィー氏は、シューマー民主党上院院内総務がトランプ大統領の弾劾裁判で召喚を求めている4人の証人の1人。

  シューマー氏は19日、マコネル共和党上院院内総務と弾劾裁判の条件について話し合ったがまとまらず、議会は休会入りした。

原題:Trump Asked About Ukraine Aid Before July Zelenskiy Call (1)(抜粋)

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