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TOPIX4日続落、米中協議期待も割安感薄れる-素材や資源安い

更新日時
  • 米は中国に国防権限法で干渉-新華社が全人代報道官を引用
  • 中国の習国家主席ととても良い話し合いをした-トランプ米大統領

23日の東京株式相場はTOPIXが小幅に4日続落。米中貿易協議への期待は高いものの、割安感が薄れた上新たな材料に乏しく、上値は当面重いとの見方から直近の上昇が目立った鉄鋼や非鉄金属の素材株、鉱業など資源関連中心に下落。米当局が抗がん剤を承認した第一三共など医薬品は高い。

  • TOPIXの終値は前営業日比3.65ポイント(0.2%)安の1729.42と4日続落
  • 日経平均株価は同4円48銭(0.02%)高の2万3821円11銭と4日ぶりに小反発
<きょうのポイント>
  • 米国の国防権限法、中国の内政に干渉するレトリックが含まれている-新華社
  • 中国が一部の輸入関税を引き下げ、1月1日から-新華社
  • トランプ米大統領と中国の習国家主席が電話会談
    • 貿易合意の正式署名の準備進む-トランプ氏
Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Shares Rebound

東証外観

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  野村証券投資情報部の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは、米中貿易合意による景気回復期待は織り込んだとし、「実体経済に好影響が確認されるまでは上値を追う展開にはなりづらい」と話した。米中関係では「香港などで緊張感は高まっていないものの、貿易協議とは別に人権問題はクローズアップされやすく警戒は必要」と言う。

  米国株の最高値更新を受けて上昇して取引を開始も失速。TOPIXは午前途中からマイナス圏で推移し、日経平均も下落に転じる場面があった。伊藤氏は日経平均が先週2万4000円に乗せて達成感があるほか、PERが過去7年のレンジ上限に近く「割安感がなくなりつつあり、利益確定売りが続く」とみる。

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長も「新しい材料がなく、利益確定の売りに押された」と指摘。ただ、先高観は崩れておらず「来期増益などが確認されれば日経平均は2万5000円超えもあるだろう」と述べた。

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