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12月20日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル指数が上昇、指標や米中合意期待で-週間でも高い

  20日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して値上がり。ドル指数は今月に入り初めて週間ベースで上昇した。この日発表された米経済指標がおおむね良好だったことが好感されたほか、米中が貿易合意を巡り正式署名に向かっているとの見方が広がった。一方、ユーロは主要10通貨の中で最も振るわなかった。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇
    • ユーロが対ドルで約1週間ぶりの安値をつける場面があった
  • トランプ大統領は中国の習近平国家主席と20日、貿易について電話で話したと明らかにし、「正式な署名の準備が進んでいる」とツイートした。協議について詳しい関係者の1人によると、両国は中国語翻訳版合意文書の草案を交換している
  • 7-9月(第3四半期)の米実質GDP確定値は前期比で年率2.1%増加(市場予想に一致)。朝方の取引でドルを押し上げた
    • その他の米指標では、11月の個人所得と12月のミシガン大学消費者マインド指数(確定値)が市場予想を上回った
  • ニューヨーク時間午後3時46分現在、ユーロはドルに対して0.4%安の1ユーロ=1.1077ドル
  • ポンドはドルに対しほぼ変わらずの1ポンド=1.3011ドル
    • 一時は0.6%高の1.3080ドルとなる場面があった
    • 週間ベースでは2.4%安
    • ジョンソン首相が提出した欧州連合(EU)離脱関連法案は議会で最初の関門を突破、来年1月31日の離脱に一歩近づいた
  • ドルは対円で0.1%高の1ドル=109円47銭。商いは薄かった
    • 週間ベースでも0.1%高

原題:Dollar Heads for First Weekly Advance This Month: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株は連日の最高値更新、原油・金は反落

  米国株式相場は続伸し、ホリデームードが高まる1週間を過去最高値で終えた。ドルと10年債も堅調となった。

  • 米国株は連日の最高値更新、ウィッチングで商い活発
  • 米国債は小高い、10年債利回り1.92%
  • NY原油は反落、61ドル突破後はテクニカルな売り
  • NY金先物は反落、ドルと米株の上昇が背景

  S&P500種株価指数は前日比0.5%高い3221.22。ダウ工業株30種平均は78.13ドル(0.3%)上げて28455.09ドル。ナスダック総合指数は0.4%上昇。米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 未満下げて1.92%。

  S&P500種は週間ベースでも上昇し、9月以降で最大の上げ。年初からは28%高。連日の最高値更新はハイテクとヘルスケアがけん引した。欧州株も堅調で、ストックス欧州600は過去最高値を更新した。米国債市場は過去1年余りで最もきついイールドカーブをほぼ維持。リセッション(景気後退)への懸念が後退したことが示唆された。

  「景気が失速してリセッション(景気後退)の溝に落ちそうになり、コアCPIが1.6%の低水準になっても、安いドルと米金融当局が十分な刺激を維持し、来年も株式にとって超好調な一年になることを保証してくれるだろう」とMUFGユニオンバンクのチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏は語った。

  この日は指数先物とオプション、個別株の先物とオプションが同時に決済日を迎えるクアドルプル(4重)ウィッチングにあたる。株式市場では引けにかけて取引が活発になった。

  ニューヨーク原油先物は反落。前日に3カ月ぶり高値に上昇したこともあり、1バレル=61ドルを超えた後は勢いが失速、テクニカルな売りがかさんだ。次の節目は60ドルとみられている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は74セント(1.2%)安い1バレル=60.44ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は40セント下げて66.14ドル。

  ニューヨーク金先物は反落。ドルと米国株の上昇を背景に売りが優勢となり、2週間ぶりの大幅な下げ。週間でもマイナスに転落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は3.50ドル(0.2%)下げて1オンス=1480.90ドル。

原題:U.S. Stocks Head Into Holidays at Record High: Markets Wrap(抜粋)

Oil Pares Weekly Advance as Technical Traders Eye $60 Threshold(抜粋)

Palladium Tumbles Most in Four Months After Piercing $1,900/Oz(抜粋)

◎欧州債:イタリア債が続落、早期総選挙の可能性を警戒

  20日の欧州債市場ではイタリア10年債が3日続落。解散総選挙の可能性が懸念された。ドイツ債は長期債を中心に小幅上昇。

  • 薄商いの中でイタリアとギリシャの国債が下げ、ユーロ圏の他国債をアンダーパフォーム
  • 中核国債が準中核国債のパフォーマンスを上回った。ドイツ債はブルフラット化、英国債は引け間際の先物を中心とした買いで上昇
  • 10年債利回りは、ドイツが2bp下げてマイナス0.25%。英国が2bp低下し0.79%、イタリアが3bp上げて1.41%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italian Bonds Drop, Bunds Advance; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

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