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米個人消費支出と所得が増加、年末商戦の堅調を示唆

更新日時

米国では11月、個人消費支出の伸びが加速し、所得は予想を上回る増加となった。堅調な年末商戦になるとの期待を持たせ、個人消費が米経済を引き続きけん引することを示唆した。

キーポイント

  • 11月の個人消費支出(PCE、名目ベース)は前月比0.4%増-市場予想に一致
    • 前月は0.3%増
    • インフレ調整後の実質個人消費支出は前月比0.3%増-前月は0.1%増
  • 11月の個人所得は前月比0.5%増-市場予想(0.3%増)を上回る
    • インフレ調整後の実質可処分所得は0.4%増加-前月は0.2%減
U.S. personal spending exceed projections at start of holiday-shopping season

インサイト

  • 2019年は貿易政策が揺れ動き、製造業の軟調や企業投資の落ち込みが見られる中で、消費者が米経済を下支えした。力強い労働市場を背景に、消費者が来年も過去最長の景気拡大の柱となり得ることをこの最新の統計は示唆
  • 11月の支出増は新車購入やヘルスケア関連が原動力になった
  • ブルームバーグのエコノミスト、エレーナ・シュルヤティエバ、 アンドルー・ハスビー、イライザ・ウィンガーの各氏:
    • 11月の個人所得・消費支出は「個人消費が足元の第4四半期において、またおそらく来年にかけてペースを落としつつも、堅調な推移を続けることを示唆している」

詳細

  • PCE価格指数は前月比0.2%上昇。前年比では市場予想をやや上回る1.5%の上昇
    • PCEコア価格指数(食品とエネルギーを除く)は3カ月平均(年率)で1.3%上昇、前年同月比では1.6%上昇(市場予想上回る)
    • 金融当局は2%のインフレ目標に関して、基調的な物価動向をより適切に示す指標としてコア指数に注目している
  • 賃金・給与は前月比0.4%増
  • 貯蓄率は7.9%に上昇
  • 統計表

原題:U.S. Consumption, Incomes Pick Up in Sign of Holiday Cheer (1)(抜粋)

(統計の詳細やエコノミストのコメントを追加し、更新します)
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