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米国債イールドカーブさらにスティープ化、インフレ期待回復の中

  • 2年物と10年物の米国債スプレッド、一時31bpに拡大
  • 75bp利下げした米金融当局への信頼感の表れ-ストラテジスト

19日の債券市場で米国債のイールドカーブが1年以上で最も急勾配となった。成長見通し改善で投資家のインフレ期待が高まっている中で、この日は欧州時間帯に世界的なソブリン債売りが始まった。

  2年物と10年物の米国債スプレッドは一時31ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、2018年10月以来の大きさに達した。米国債はその後値上がりしスプレッドは縮小した。

米国債利回り曲線スティープ化加速、スプレッド半年で最大-チャート

The Treasury yield curve pushes to steepest point in over a year

  8月には安全資産への逃避で逆イールドとなっていたが、ここ数カ月の米利下げと経済指標改善で投資家センチメントが反転した。市場が示唆する米インフレ期待は7月以来の高水準に近い。

  BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ベン・ジェフリー氏は、「米連邦準備制度による75bpの利下げはインフレを少なくともある程度まで回復させるのに十分とみる信頼の表れだ」と述べた。

Inflation expectations over the next decade are around multimonth highs

原題:
Yield Curve Hits Steepest Since 2018 as Inflation Risks Eyed(抜粋)

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