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ドル・円は109円台前半、クリスマスモードでこう着―豪ドルは堅調

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台前半で小動き。米中貿易協議などに関する目先の材料に乏しく、クリスマス休暇の時期とあって市場は閑散とした。オーストラリアドルは世界経済の減速懸念の後退で堅調。

  • ドル・円は午後3時46分現在、前日比0.1%安109円31銭。ここまでの値幅は11銭にとどまる
  • ユーロ・ドル相場は0.1%安の1ユーロ=1.1115ドル
  • 豪ドル・ドルはほぼ横ばいの1豪ドル=0.6887ドル。一時0.6901ドルと13日以来の高値

ドル・円はクリスマス間近で膠着

市場関係者の見方

SMBC信託銀行の佐溝将司マーケットアナリスト

  • ドル・円はここ数日109円70銭程度で上値を抑えられて上には攻めづらくなっている一方、米GDP確定値などを控えて下値を売っていく相場でもない。年末に向けて市場参加者が減っていく中、上にも下にも動きにくい
  • 米中貿易協議と英国の欧州連合(EU)離脱も目先的には一服し、次の材料が出てくるのは来年に入ってからだろう
  • ユーロは域内発の材料に乏しく、ポンド安につれ安する力が働く一方、多くの通貨に対する緩やかなドル安傾向が支えとなり、綱引き状態で動きにくい

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • ドル・円はクリスマスモードで閑散。ボラティリティが低下し、米中貿易協議での第1段階の合意やトランプ米大統領の弾劾報道にも反応が薄く、短期的には108円割れや110円台乗せは考えにくい
  • 豪ドルが堅調なのは、雇用関連指標が良かったことに加え、米中貿易摩擦の緩和による景気下振れリスクの後退が背景。株高でリスク選好が高まる中でも米長期金利が抑制されているので、ドルから資源国や新興国の通貨に資金が流れやすい

背景

  • 米中の通商協定、1月初めに公表・署名へ-ムニューシン米財務長官がCNBCに述べた
  • セントルイス連銀総裁、2020年に金利を変更する理由はない-WSJとのインタビューで
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