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【債券週間展望】中長期金利上昇か、海外勢の休暇入りで需要減を懸念

12月第4週(23-27日)の債券市場では、中長期金利の上昇が予想されている。短中期ゾーンの主な買い手である海外投資家がクリスマス休暇に入ることで、需要の減少が懸念されるためだ。2年国債入札を警戒する見方もある。

市場参加者の見方

◎みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 2年入札は金利が上昇しているのでそれほど悪い結果にはならないだろうが、短中期ゾーンを買ってくれる海外勢の参加はなかなか見込みづらい時期だ
  • 20日の短期国債3カ月物入札も弱い結果になった。市場の流動性が落ちてくる時期なので、ちょっとした動きが相場変動につながりやすい
  • 年内最後の日銀オペは、年明け10年入札前にオペが入らないリスクを考えると、それなりに応札が膨らみそう。1月のオペ運営方針はさすがに変更しないだろう
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.05%~プラス0.05%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 日銀の追加緩和期待が後退したことで投資家は上値追いに慎重。積極的な買い材料に乏しく軟調な地合いが続くだろう
  • 米国景気の先行きには楽観的な見方が広がりやすい環境で、米長期金利には上昇圧力が続きそうだ
  • 2年入札は利回りも上昇しており、特に消化に問題はないと思われるが、年明けも入札が続き相場の上値を抑える
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.03%~プラス0.03%

日銀オペ予定

対象年限直近の通知額
25日5-10年3500億円
10-25年1000億円
25年超300億円

過去の日銀国債買い入れオペの結果一覧

国債入札予定

年限発行予定額前回の表面利率
24日2年2兆円程度0.1%

主な材料

  • 24日:日銀金融政策決定会合の議事要旨(10月30、31日分)
  • 26日:黒田日銀総裁、経団連審議員会で講演
  • 26日:日銀、当面の長期国債等買い入れの運営について
  • 27日:日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18、19日分)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE