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日本株は小幅続落、円安一服や米指標低調-電機など輸出安い

更新日時
  • ドル・円は1ドル=109円30銭台、米製造業指数は大幅に低下
  • 大型株売られTOPIXコア30は0.6%安、中小型株は高い

20日の東京株式相場は小幅に3日続落。為替相場の円安一服や予想以上に低下した米国の経済指標を受け、自動車や電機など輸出関連、医薬品が安い。

  • TOPIXの終値は前日比3.04ポイント(0.2%)安の1733.07
  • 日経平均株価は48円22銭(0.2%)安の2万3816円63銭

〈きょうのポイント〉

  • ドル・円相場は1ドル=109円30-40銭、前日の日本株終値時点は109円59銭
  • 12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は0.3と6カ月ぶり低水準-市場予想8.0を下回る
  • 先週の米新規失業保険申請件数は2月以来の大幅減-予想ほどは減らず
Final Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジストは「米経済が持ち直すとの期待がある中、足元の経済指標は強弱まちまちで横ばい圏を示している」とし、株式市場では「期待だけが膨らんできた。日経平均の2万4000円から上は重い」と述べた。

  前日の米国株が最高値を更新したことが追い風となって株価指数は小高く始まったものの、方向感が定まらなかった。みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長は「TOPIXのPERは16.2倍とアベノミクスの平均15.9倍を上回っており、業績底入れを前倒しで織り込みつつある」と指摘する。

日経平均のエンベロープの記事はこちらをご覧ください

  TOPIXコア30指数が0.6%下落した半面、TOPIXスモール指数が0.3%高など中小型株には資金が向かい、東証1部の値上がり銘柄数は1139と値下がり905を上回った。三井住友信の瀬良氏は「投資家には株価指数の上昇に取り残されるとの恐怖があり、押し目買い意欲は強い」とみる。

  金融市場全般の動きについては「年末休暇に向けての手じまいが影響しているのか、株式、債券、為替の相関がばらばらになって説明が付きにくい」と同氏は話していた。

3日続落
  • 東証33業種では医薬品、輸送用機器、鉄鋼、電気・ガス、機械、電機、非鉄金属、卸売が下落
  • 鉱業やパルプ・紙、海運、その他金融、保険、サービスは上昇
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