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債券は下落、中期債中心に売りが優勢-日銀金融政策は据え置き

更新日時

債券相場は下落。前日の米国債市場で長期金利が上昇した流れを引き継いだほか、日本銀行が金融政策の現状維持を決めたことは予想通りとなる中、中期債を中心に売りが優勢の展開となった。

  • 新発2年債利回りはマイナス0.11%、新発5年債利回りはマイナス0.095%と、それぞれ前日から1.5ベーシスポイント(bp)上昇し、11日以来の高水準
  • 新発10年債利回りは1bp高いマイナス0.01%
  • 長期国債先物3月物の終値は18銭安の152円04銭。一時152円02銭に下落

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 日銀政策は全く変更がなく、中期債と先物の売りが継続
  • 海外金利高を受けて軟調な展開となる中、とりわけ5年以下のゾーンが売られている
  • 根底にはマイナス金利弊害論がここにきて勢いを増していることがある
長期国債先物3月物の日中取引推移

日銀会合

  • 長短金利操作付き量的・質的緩和の枠組みによる現行の政策運営方針の維持を賛成多数で決定
  • 午後3時半に黒田東彦総裁が定例記者会見
  • バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
    • 日銀政策はしばらく現状維持が続くと思われる
    • リスクとしては欧州中央銀行(ECB)を中心にマイナス金利の弊害を巡る議論が盛り上がると、日銀も動く可能性
    • マイナス金利の弊害論が盛り上がれば、マイナス金利の債券は買いたくないというムードになりやすい

背景

  • 18日の米10年物国債利回りは4bp高い1.92%程度に上昇。この日の時間外取引では1.91%付近で推移

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.110%-0.095%-0.010%0.290%0.410%不成立
前日比+1.5bp+1.5bp+1.0bp+0.5bp横ばい
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