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クーレECB理事、許容範囲付きのインフレ目標2%を支持

欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は18日、ECBのインフレ率目標は2%だと明確にすべきだとした上で、その上下に許容範囲を設けることを支持する考えを示した。

  同理事は近く開始するECBの戦略検証を想定したスピーチで、「全能の中央銀行が機械的にインフレ率を操ることができるというばかげた考えをたたき壊すべき時だ」と語った。

  ECBは現在、「2%弱」というあいまいなインフレ目標を掲げている。クーレ理事は2%というより明確な数値目標が望ましいとしつつ、ある程度の柔軟性を持たせるべきだとの考えを示唆した。

  明確な目標を設定した上で、当局は「通常時に受け入れられると考えられるインフレの範囲を公にすることができる」と述べた。「どの程度の幅にせよ、このような許容幅が現状を放置したり自己満足に陥ったりする口実にはならない」と付け加えた。

  同理事はまた、公式のインフレ指標を定期的に見直すことを呼び掛けた。住居費などの生活費を正確に反映する方法を検討することなどが含まれる。

  12月末で任期が切れるクーレ理事は、退任を記念するイベントで発言した。

原題:
ECB’s Coeure Calls for 2% Inflation Goal With Tolerance Band(抜粋)

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