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米国株強気相場は頭打ちへ、S&P500の上昇余地4%-BofA調査

  • 12月の機関投資家調査、利益と経済成長の見通し改善
  • ユーロ圏株式への配分増加、米10年債利回りは2.71%に上昇も

投資家はリスク資産を受け入れ、キャッシュ比率を6年ぶりの低水準に引き下げている。しかし、バンク・オブ・アメリカ(BofA)による最新機関投資家調査によると、株式相場上昇の勢いはあまり残っていないようだ。

  12月の調査結果によれば、利益成長見通しは2018年8月以来初めて楽観的になり、大方のファンドマネジャーは20年にリセッション(景気後退)を見込んでいない。だがS&P500種株価指数の強気相場は3322でピークに達すると予想しており、16日終値と比べてわずか4.1%の上昇余地しかない。

  来年もリスク資産を手放さないよう推奨しながらリターンは今年に比べてかなり限定的になると見るストラテジストや投資家は増え続けており、今回の調査もそれに沿った結果となった。

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  ユーロ圏の株式への配分は急増し、同地域の株式を「オーバーウエート」としていると回答した投資家の割合は24%と、18年5月以来の高水準だった。英国株を「アンダーウエート」とするファンドマネジャーも減った。

  投資家の物価上昇期待は1年1カ月ぶりの高水準となり、半数程度は利回り曲線のスティープ化を予想。米10年国債利回りはさらに85ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.71%に達する可能性があるとの見通しが示された。

  米国のハイテク株と成長株は、世界の投資家の間で人気を維持し、最も人気が集中する取引のリストのトップだった。

  調査は12月6-12日に投資家199人を対象に実施された。調査に参加した投資家の運用資産は合計6270億ドル(約68兆6000億円)。

原題:BofA Poll Projects 4% Gain in S&P 500 as Bull Market’s Peak (1) (抜粋)

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