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ガンドラック氏が注目の金属指標、米国債強気派の悪材料に

  • 銅価格は金相場との比較で7月以来の高水準に
  • 金属指標は「驚異的にうまく」機能、米10年債利回り2.15%に上昇へ

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は、10年物米国債利回りが6月以来の高水準に向かっている可能性を金属市場が示していると見る。

  米中貿易摩擦は緩和の兆しが浮上し、13日には両国が第1段階の貿易合意の詳細で妥結したと発表。こうした中で経済成長の先行指標と受け止められることが多い銅価格はここ数週間に上昇した。一方、投資家にとって資金の避難先となる金は、9月上旬に年初来高値を付けた後はリスクオンのムードの広がりで停滞している。その結果、銅価格は金価格との比較で7月以来の高値に上昇した。

Jeff Gundlach

ジェフリー・ガンドラック氏

撮影:アンドルー・ハラー/ブルームバーグ

  ガンドラック氏の見方によると、銅が金との対比で値上がりしていることは、米10年債利回りが現在の1.87%から2.15%に上昇する道を開く動きだという。

  銅価格の上昇は住宅建設やその他の産業での需要を示す傾向がある。これは経済がかなり強い兆候で、一定の値幅で上下する金価格もそれを裏付けているという。ガンドラック氏はこの指標が米国債利回りの行方を短期的に予測する上で「驚異的にうまく」機能していると述べた。

Copper-gold ratio will lead Treasury yields higher, Gundlach says

  ガンドラック氏は電話インタビューで、「これは、米10年国債利回りの向こう1カ月から数カ月の短期的な動きを予想する最良の指標の1つだ」と指摘。「注目に値するほどうまく機能しており、時間がたつにつれて私はその指標に基づいて行動する傾向がますます強まっていると感じる」と語った。

  同氏は9月に米10年債利回りが1.43%に低下した後、今年の最低を目にした公算が大きいと指摘していた

原題:Gundlach Sees Bad News for Treasury Bulls in This Metals Ratio (抜粋)

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