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Photographer: Daniel Acker/Bloomberg
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中国、米製品輸入拡大でエタノール購入計画-香港通さない貿易採用も

中国が今後2年間で米国からの輸入を2000億ドル(約21兆9000億円)増やす方法について、さらなる詳細が明らかになってきた。輸入拡大は、先週達した第1段階の米中貿易合意の下でのコミットメント。

  まだ正式署名されていない米中貿易協定の第1段階には、中国が米国産農産物の年間購入額を400億-500億ドルとすることが含まれているが、一部アナリストは実現可能性を疑問視している。この達成を助けるため、中国は貿易戦争でエタノールに課した輸入関税を撤廃または免除することによってエタノールの購入を再開する計画だと、事情に詳しい複数の関係者が匿名を条件に述べた。

  中国はさらに、現在香港を経由している物資を本土の港に直接荷揚げするようルート変更することも検討しているという。これにより年間約100億ドル相当、中国本土への輸入が増え目標達成に役立つ。米国は香港を経由した物資を中国への輸出の一部と見なしていない。

  ただ、中国指導部は香港経由の貿易の扱いについて慎重に検討しているという。香港を通すのをやめれば香港経済にさらなる打撃となるほか、香港の政治的緊張を高めるリスクもあると関係者の1人が説明した。

  中国商務省にファクスでコメントを求めたが現時点で応答はない。

  中国はまた、大豆や豚肉など米国産農産物の買い手に対する報復関税免除をより定期的に実施すると関係者らは述べている。

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Long Way to Go

Source: U.S. Census Bureau, United States Trade Representative, Bloomberg

* Export data for Nov. & Dec. is unavailable. Bloomberg estimated this by multiplying exports in the same months last year by the percentage change in exports in the first 10 months of 2019.

  米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は、中国が貿易戦争前の水準の240億ドルに加えて少なくとも年間160億ドルの農産物を追加購入すると約束したとしているが、品目の詳細は公表されないとも述べている。

原題:
China May Buy Ethanol, Divert Hong Kong Trade to Hit U.S. Pledge(抜粋)

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