コンテンツにスキップする

ブラックロックとUBSがリスクオン取引-米中の部分合意受け

  • 米中貿易と関連する米銘柄のバスケットは関税発動以来の下げを消す
  • 関税率のピークに達した可能性があるとUBSへーフェル氏

米中両国が第1段階の貿易合意に達したことを受け、ブラックロックやUBSグループなどは一段と強気姿勢になっている。

  マイク・パイル氏率いるブラックロック・インベストメント・インスティチュートのストラテジストらは今年半ばから続けていた慎重姿勢を覆し、新興市場や日本株など経済成長加速の恩恵を受けるとみられる資産の買い増しを顧客に勧めている。

  UBSウェルス・マネジメント部門のマーク・ヘーフェル・グローバル最高投資責任者(CIO)と同氏のチームも米中貿易合意の後、株式を買っている。

  市場には貿易問題に起因する成長鈍化から世界経済が近く抜け出すという楽観的見方が強まっている。米株式市場では米中合意への信頼感が非常強く、モルガン・スタンレーの米中貿易との関連性が強い米国銘柄のバスケットは昨年1月にトランプ大統領が最初の追加関税を発動して以降の下げをほぼ解消した。

  ヘーフェル氏は16日の顧客向けリポートで、「われわれは『関税率のピーク』に達した可能性があり、今回の合意をきっかけに段階的な巻き戻しが始まり得る」とした上で、「企業景況感の改善と投資の回復を背景に株式相場のさらなる上振れが起こる可能性がある」と指摘した。
  
  世界株の指標は先週、トレーダーが関税を巡る動向にうまく対応し、18年1月以来初めて過去最高値を更新した。MSCIオールカントリー世界指数は16日も0.7%上昇と、4営業日続伸した。

China-exposured stocks almost fully recovered lost ground since January 2018

原題:BlackRock, UBS Go Risk-On With Trade Angst Evaporating in Stocks(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE