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Photographer: Christophe Morin/Bloomberg
cojp

ゴールドマン資産運用会社、来年は欧州株注目-今年の相場予想的中後

  • 市場は欧州経済の成長見通しに悲観的すぎる-ブングラワラ氏
  • 欧州はリセッション回避でシクリカル株にプラスとなる
Vehicles sit at traffic lights as the Arc de Triomphe stands beyond at night in Paris.
Photographer: Christophe Morin/Bloomberg

今年の株式相場上昇の予想を的中させたゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)は2020年に入るに当たり、ユーロ圏の経済回復から恩恵を受ける可能性が最も高いとみられる欧州株に注目している。

  運用資産1兆ドル(約110兆円)規模のGSAMで欧州中東アフリカ・アジア太平洋のグローバル・ポートフォリオ・ソリューションズ・グループを率いるショカット・ブングラワラ氏は、投資家は欧州経済の成長見通しに悲観的すぎると指摘。同社のグローバル・マルチアセット・ファンドは11月初旬に、ユーロ圏のシクリカル株(景気敏感株)の投資判断をオーバーウエートに変更した。

Shoqat Bunglawala

ショーガット・ブングラワラ氏

出典: ゴールドマン・サックス・グループアセットマネジメント

  ブングラワラ氏は「欧州がリセッション(景気後退)を回避するとみており、それはシクリカル株にプラスとなるだろう」と電話インタビューで発言。「市場は、われわれの予想よりもよりネガティブな成長見通しを織り込んでいるようだ」と述べた。

  政治的および経済的問題で多くの市場関係者が今年の上昇相場を傍観したが、投資家やストラテジストらは現在、欧州株により楽観的になりつつある。ブングラワラ氏もその1人だ。ジョンソン英首相率いる与党保守党の総選挙勝利や米中交渉の第1段階合意で投資家懸念は一部緩和され、市場は転換点を迎えている可能性がある。

  ブングラワラ氏は、特にユーロ圏の銀行株を選好。不良債権と資本水準の改善が織り込まれていないとみている。また、GSAMは20年に向けて、引き続き米国株をポジティブにみており、新興国市場では南アフリカ共和国の株式を買いとし、台湾株よりも韓国株を選好する姿勢も示した。

European cyclical stocks have lagged their U.S. counterparts

原題:
Goldman Manager Who Predicted 2019’s Equity Rally Bets on Europe(抜粋)

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