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債券先物は上昇、株安や長期債の買いが支え-増発観測で超長期債軟調

更新日時

債券先物相場は上昇。国内株式相場の下落に加えて、潜在需要が強い長期ゾーンの現物債に買いが入り、相場全体を押し上げた。半面、来年度国債発行計画で増額観測が出ている40年債などの超長期ゾーンは軟調となった。

  • 新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.02%まで低下
  • 新発30年債利回りは一時1.5bp高い0.42%、新発40年債利回りは2bp高い0.44%まで売られる
  • 長期国債先物3月物の終値は10銭高の152円22銭。一時18銭高の152円30銭まで上昇したが、その後は上げ幅をやや縮小

市場関係者の見方

東海東京証券の佐野一彦チーフストラテジスト

  • 今までは超長期債が強く、先物や10年債が弱かったが、今日はその揺り戻しが入った。正常な動きとみている
  • 来年度の国債発行計画で40年債増発は大方織り込まれていたが、あらためて報道が出て40年債を売る動きもみられた

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 現物債の動きは需要を反映した動き。10年債はゼロ%が近づくと買い需要があるので上昇余地は限定的
  • スウェーデン中央銀行が19日にマイナス金利を解除すれば一時的に話題になるもしれないが、円債市場への影響はほとんどないだろう
長期国債先物3月物の日中取引推移

日銀オペ

  • 残存期間1年超3年以下と3年超5年以下、5年超10年以下の買い入れ額はそれぞれ4200億円、3400億円、3500億円で据え置き
  • 応札倍率は1-3年が前回より低下、3-5年と5-10年は前回より上昇
  • 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧 (表)

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.120%-0.105%-0.015%0.290%0.420%0.430%
前日比+0.5bp+0.5bp横ばい+0.5bp+1.5bp+1.0bp
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