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個人投資家のスイスフラン・円の売り越しが急拡大-チャート

個人投資家の売り越し拡大

東京金融取引所のFX取引所の外国為替証拠金取引(FX)データによると、日本の投資家による対円でのスイスフランの売り越しが13日時点で約9カ月ぶりの高水準まで急拡大した。

  東海東京調査センターの柴田秀樹金利・為替シニアストラテジストは、フランと円はマイナス金利通貨同士だが「フランの方がマイナス金利が深いため、フランを売って円を買えばキャリー(金利差)も取れる」とし、「逆張り」を好む個人投資家がフラン・円の上昇局面を捉えて逆に「利食い」に動いたとみる。

  フラン・円は今月に入り最近のレンジを上抜け、13日には4月以来の高値を付けた。柴田氏は英政治リスクの後退でポンドが買われ、欧州通貨全般が対ドルで上昇した一方、リスクオンで円が売られたとフラン・円の上昇を説明した。

  一方、ナショナルオーストラリア銀行(NAB)の上級外為ストラテジスト、ロドリゴ・キャトリル氏は、日本銀行のイールドカーブコントロールにより、円は米長期金利の動向に左右されやすくなっていると指摘。米10年債利回りの持ち直しが円を圧迫しているとみている。

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