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Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
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英国でファンドの新たな規制案-保有資産の換金性巡るリスク増大受け

A pedestrian passes the Bank of England (BOE) in the City of London.
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

イングランド銀行(英中央銀行)は、一部のファンドで流動性が逼迫(ひっぱく)したことを受け、資産運用会社に関する新たな規制を提案した。著名資産運用者ニール・ウッドフォード氏のファンドなどを巡る問題は、売却による換金がしづらい資産を保有するファンドのリスクを浮き彫りにした。

  英中銀と英金融行動監視機構(FCA)は新たな措置について、ファンドによる資産売却に要する期間と顧客の償還請求の頻度との関係をより整合的にするために必要だと説明。

  資産運用企業に対し、ファンドの保有資産の流動性を評価するために新たな措置を取り入れ、急に資産を手放さなくてはならない場合に想定される価格下落への対応を強化する必要があると主張した。

  来年審議に入る新規制によれば、特定のファンドから投資家が資金を引き揚げることが可能になるまでの通知期間が長期化する可能性がある。また、急な償還を要求する投資家にはより低い価格を受け入れてもらうこともあり得る。

  監督当局者や政治家の間では、ファンドが利回りを追求するために取引が乏しく現金化しにくい資産に投資しているとして、懸念の声が上がっていた。こうした資産は短期での売却が難しく、投資家から償還要求を受けてもすぐに資金を調達することは困難だ。

原題:U.K. Mutual Funds Face Tighter Rules on Client Withdrawals (2)(抜粋)

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