コンテンツにスキップする

ゴーブ英国務相、スコットランドの住民投票の可能性否定

  • ジョンソン首相の住民投票拒否は「続かないだろう」とSNP党首
  • スコットランドでSNPは圧勝、保守党は完敗したとスタージョン氏

英国の将来を巡りジョンソン英首相とスコットランド民族党(SNP)のスタージョン党首の衝突は避けられそうもない。スタージョン氏はスコットランドの独立の是非を問う住民投票が必要だとしているが、首相のチームは再度の住民投票を否定している。

  ジョンソン首相は先週の総選挙での圧勝を受け、現在、組閣の準備を進めている。

  ゴーブ国務相は15日、スコットランドの2回目の住民投票の可能性を否定。スカイニューズとのインタビューでその可能性について問われ、全く「ない」と答えた。同相は1回目の住民投票に言及し「2014年に、これは1世代にわたる選択になるとわれわれは告げられた」と強調。「スコットランドの独立を巡る住民投票は行われない」と明言した。

  スタージョン氏はこの日、独立を巡る住民投票の結果を法的に有効なものにするため、英政府の同意なしでは投票は実施しないとの考えを示した。

  同氏はBBCテレビとのインタビューで、SNPがスコットランドで「選挙に圧勝した」のに対し、保守党は「完敗した」以上、ジョンソン首相の住民投票拒否は「続かないだろう」と指摘。スコットランドを英国内に「収監」し続けることは不可能と述べた。

  スタージョン氏は、「スコットランドをその意に反して連合王国内にとどめることはできない」とし、「われわれを食器棚に閉じ込めて鍵をかけ、それで全てが解決することを期待してもうまく行かない。連合王国は同意によってのみ存続できる」と訴えた。

原題:Gove Rules Out Scottish Independence Referendum: U.K. Politics(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE