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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
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中国が企業の財務諸表開示で米国との交渉加速

米国と中国の当局者らは、米市場に上場している中国企業の財務諸表を米国の監査監督当局が検証できるようにする合意について協議した。事情に詳しい関係者が明らかにした。長年の懸案に取り組むことになる。

  対話は非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、中国の証券規制当局と米国の監査監督当局は今年、両組織が監督する監査法人を対象とする共同検査についての話し合いを強めた。

  米公開会社会計監督委員会(PCAOB)は20カ国以上の規制当局とこのような検査についての合意があるが、中国とは過去の交渉で合意に至らなかった。米国が中国企業の監査を検証できないことは、米投資家を危険にさらすと批判する声があり、ホワイトハウスの強硬派の一部がこの問題に照準を合わせていると、別の関係者らが先に述べた。

  米議員らは今年、財務情報を米当局に開示しない中国企業を米国で上場廃止にする法案を提出した。法案と交渉の可能性についての質問に中国証券監督管理委員会(証監会)は今月、「中国の法は企業の監査及び財務の詳細が国家機密だと定めてはいない」とし、国境を越えた協力枠組みの中で2013年以降に23の発行者の監査資料を海外当局に提供したと回答した。交渉の展開について質問したファクスへの応答は現時点でない。

原題:
China Steps Up Talks With U.S. on Opening Its Companies’ Books(抜粋)

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