コンテンツにスキップする

債券下落、リスク選好や中期債への売り-20年入札順調で超長期底堅い

更新日時

債券相場は下落。米中貿易交渉の一部合意を受けたリスク選好の動きに加え、午後の取引終盤に中期ゾーンを中心に売りが優勢となり、相場全体の重しとなった。一方、20年国債入札が順調な結果となったことを受けて超長期債は底堅く推移した。

  • 新発10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.01%。新発5年債利回りは2.5bp高いマイナス0.105%
  • 新発20年債利回りは一時0.5bp低い0.275%、新発30年債利回りは一時1bp低い0.395%
  • 長期国債先物3月物の終値は20銭安の152円12銭。20年債入札結果を受けていったん買い戻されたものの、取引終了にかけて再び売りが優勢となった

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 20年債入札は事前に警戒感が強かったにもかかわらず、悪くない結果。10年債ゼロ%、20年債0.3%を金利の上限として底堅い需要が確認できた
  • 18日の日銀の国債買い入れオペは、この金利水準では変更する理由はない
  • スウェーデン中央銀行が19日にマイナス金利を解除すれば、日銀のマイナス金利深掘りの議論も後退し、10年債は再びゼロ%に向かう可能性も
長期国債先物3月物の日中取引推移

20年債入札

  • 最低落札価格は100円20銭と、市場予想の100円10銭を上回る
  • 応札倍率は4.10倍と前回の4.21倍から低下、テール(最低と平均落札価格の差)は5銭と前回の3銭から拡大
  • 備考:過去の20年債入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.110%-0.015%0.280%0.400%0.415%
前日比+0.5bp+2.0bp+1.5bp横ばい-0.5bp-1.0bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE