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米IFFがデュポン食品原料部門買収で合意、2.9兆円-ケリーに勝利

  • IFF資産とデュポンの部門から成る新会社を設立
  • 新会社の出資比率はデュポン株主が55%、IFF株主が45%

香料メーカーの米インターナショナル・フレーバー・アンド・フレグランス(IFF)はデュポン傘下で食品添加物・原料の製造を手掛けるニュートリション事業を262億ドル(約2兆8600億円)で買収する合意に達した。買収合戦でアイルランドのケリー・グループに勝利した。

  15日の発表文によると、買収に伴いIFFの資産と今後スピンオフ(分離・独立)されるデュポンのニュートリション部門から成る新会社が設立される。新会社の企業価値(EV)は約454億ドルになる見通しで、出資比率はデュポン株主が55%、IFF株主が45%となる。

  今回の合意はIFFにとって過去最大の買収案件となる。デュポンのエド・ブリーン会長とマーク・ドイル最高経営責任者(CEO)はニュートリション部門の価値が業界水準以下に落ち込んだことを踏まえ、株主に報いるような節税効果のある選択肢を探っていた。

  買収手続きは2021年第1四半期の完了を見込んでおり、デュポンは完了時に73億ドルの現金を受け取る。

参考記事
米IFF、デュポン食品原料部門の有力買い手候補に浮上-関係者

Port 原題:IFF Wins DuPont Nutrition Business in $26.2 Billion Deal (1)(抜粋)

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