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中国:貿易交渉第1段階で合意、米国は段階的に対中関税削減へ

更新日時
  • 第2段階への交渉、直ちに始める-トランプ大統領
  • 既存の25%関税は変わらず、一部の関税は税率7.5%に

米中両国は貿易交渉の第1段階の文書で合意したと、中国商務省の王受文次官が13日、北京での記者会見で発表した。米国は段階的に中国製品への関税を削減するという。トランプ米大統領は対中関税が一部軽減されることを認め、米中交渉は直ちに次の段階に入ると述べた。

  同次官は合意の一環として、米国などからの輸入を拡大すると表明した。寧吉喆国家発展改革委員会(発改委)副主任は、合意文書の内容はまだ精査が続いているとし、農産物購入については後日詳細を発表すると語った。

  トランプ大統領は12日に第1段階の貿易合意を承認。合意に関する中国側のコメントはこれが初めてだった。15日に発動予定だった米国の対中関税引き上げは見送られ、世界経済を揺るがした米中貿易戦争は緊張緩和に向けて歩み出した。

  トランプ氏は13日にツイッターで、「非常に大規模な米中貿易協定の第1段階に合意した。中国は多くの構造改革に同意しただけでなく、農産品やエネルギー、工業製品などの大量購入にも合意した。既存の25%関税はそのまま残り、それ以外の多くには7.5%の関税を課す」と述べた。

  トランプ氏はさらに「12月15日に予定されていた懲罰的な関税は発動されない。なぜならわれわれは合意に達したからだ。第2段階の合意についても、2020年の大統領選挙後まで待つのではなく直ちに交渉に入る。これは誰にとっても素晴らしい合意だ」と続けた。

  第1段階の合意文書は9項目で構成されており、知的財産や技術移転の強制、食品・農産物、金融、通貨などが盛り込まれている。米中両国は法律面の精査および翻訳といった最終段階の作業を可及的速やかに完了させることで合意しており、最終的な署名に向け調整を図っていくと、王次官が述べた。

原題:China Says Deal Agreed, U.S. to Roll Back Tariffs in Stages (2)(抜粋)

(詳細を加えて更新します)
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