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米小売売上高、伸びが市場予想下回る-衣料品や飲食店が減少

米商務省が発表した11月の小売売上高は、市場予想を下回る伸びにとどまった。衣料品店やレストランの売上高が減少した。米経済の主要な原動力が10-12月(第4四半期)に想定よりも減速する可能性が示唆された。

キーポイント
  • 小売売上高は前月比0.2%増
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は0.5%増
    • 前月は0.4%増(速報値0.3%増)に上方修正
  • 飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたベースのコア売上高は0.1%増-予想下回る
    • 前月は0.3%増
U.S. retail sales fail to meet expectations

  企業設備投資の減速や製造業の弱さが、米国民の支出意欲を広く圧迫していることが示唆された。相対的に力強い労働市場や賃金の伸び改善、最高値圏にある株価にもかかわらず、年末商戦が軟調となる可能性がある。一方で、消費者は景気拡大を支えるのに十分な財力を依然確保している可能性が高く、米中貿易摩擦の緩和は来年に景気を支援する見通しだ。

  オンラインショッピングを含む無店舗小売りは前月比0.8%増。8月以来の大幅な伸びとなった。前年同月比では11.5%増で、10月の伸びを下回った。

  11月は主要13項目のうち8項目が前月比で増加。自動車や電子機器、家電が好調に伸びた。

  健康用品店はほぼ1年ぶりの大幅減。衣料品やスポーツ・趣味用品の売り上げも減少した。飲食店は0.3%減で、こちらもほぼ1年ぶりの大幅なマイナス。

  一方、ガソリンスタンドの売り上げは0.7%増。ガソリン価格の変化を反映した可能性がある。

  自動車とガソリンを除いた小売売上高はほぼ横ばい。前月は0.2%増だった。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Retail Sales Miss Forecasts as Restaurants Decline (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します)
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