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Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg
cojp

市場に一足早いクリスマス、重大リスクそろって解消-13日の金曜でも

6日の強い米雇用統計で始まった流れには12日、トランプ米大統領が中国との第1段階の貿易合意を承認したというニュース、そして英総選挙で保守党が過半数を得てハングパーラメント(宙づり議会)の混乱が回避されるとの見通しが続いた。

  世界的なリセッション(景気後退)、米中の一段の関税引き上げ合戦、英国の合意なき欧州連合(EU)離脱といった懸念が突然、そろって視界から遠ざかった。13日の金曜日は、一足早くリスクオンに動いた投資家にとって幸運な日となった。

Global shares hit fresh record on trade deal, U.K. vote optimism

  米S&P500種株価指数とナスダック総合指数は12日、過去最高値で終了。MSCIオールカントリー・ワールド指数も2018年1月の世界株安の前夜以降、初めて最高値を更新した。一方、円は下落し債券利回りは上昇した。

  ペッパーストーン・グループの調査責任者、クリス・ウェストン氏(メルボルン在勤)は、「年末までスムーズに進むための滑走路ができた。 投資家が年末に向けて上値を追わなければならない状況になった」と話した。

  円が1ドル=109円台に下落したことで、日本銀行の追加緩和の必要性も後退するとみられる。 みずほ銀行の経済・戦略責任者ビシュヌ・バラサン氏(シンガポール在勤)は「2020年入りにかけて安全資産需要が減るだろう。年末までにリスクオンムードが強まり、円がさらに下落するかもしれない」と話した。

  一足早いクリスマスのお祭り気分がいつまで続くかは分からない。ただ、今のところ事態は明るく見える。

Treasury yields climbed, high yield spreads dropped on risk-on move
Pound on the rebound, China's yuan gains and yen sinks

原題:
Christmas Comes Early for Markets as Key Risks Get Taken Out(抜粋)

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