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Photographer: Daniel Acker/Bloomberg
cojp

米中貿易合意、米農家と穀物トレーダーは安心と同時に疑問も

  • 市場が知りたいのは中国が購入の具体的数値を約束しているかどうか
  • 米農家の収入は連邦政府の援助で保護されている
A farmer uses a shovel to move corn inside a semi trailer during a harvest in Buda, Illinois, U.S., on Tuesday, Nov. 5, 2019. Wheat and corn futures were declining as lackluster U.S. export sales underscored concerns about abundant global grain supplies.
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

米国と中国の貿易協議の合意案には、中国による米国産農産物の購入拡大の約束が盛り込まれたが、これによって米国の農家と穀物トレーダーの間では安心と同時に疑問も高まる可能性がある。

  トランプ米大統領は中国との第1段階の貿易合意を承認したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ただ、条件では一致したが、法的文書はまだまとまっていないという。

  農家と穀物トレーダーは、合意についてさらなる詳細を求めたいと考える公算が大きい。1年余りに及ぶ米中の関税を巡る争いは商品価格の重しとなり、世界的な穀物出荷の通常の流れに打撃を与えた。米農家の収入は政府の援助で保護されているものの、多くの農家は連邦政府の援助を受け続けるよりも、中国への貿易の流れが戻ることを望んでいる。

  市場ウオッチャーが知りたいのは、中国が購入の具体的数値を約束しているかどうかだろう。中国の当局者らはトランプ大統領に、400億-500億ドル(約4兆4000億-5兆5000億円)相当の農産物を購入すると述べたが、契約を交わすことには後ろ向きだと、パーデュー米農務長官が12日に述べていた。中国がどれぐらいの規模の農産物をどれぐらいの期間に購入するかが重要な問題として残っている。

Brazil has overtaken the U.S. in global trade

原題:
U.S.-China Deal to Spur Relief and More Questions for Farmers(抜粋)

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