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12月12日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル指数、4日ぶり反発-米中が貿易交渉で原則合意

  12日のニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が小幅ながら4営業日ぶりに上昇。米国の交渉担当者らが中国との間で第1段階となる貿易合意の条件で一致し、トランプ大統領の承認を待っていることが、複数の関係者によって明らかになった。ポンドは一時、約2カ月ぶりの大幅安となった。投資家は英総選挙の出口調査を待っている。

  • 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、0.1%未満の上昇。ドルは主要通貨の大半を上回るパフォーマンスを示した
    • 米10年債利回りは一時13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、1.9%台をつけた。貿易協議の進展を受け、リスクテーク意欲が高まった
  • 一方で、円やスイス・フランは軟調
  • ドルは米時間の早い時間帯に上昇に弾みがついていた。米中は「大きな」通商取引での合意署名に非常に近いと、トランプ氏がツイッターに投稿したことから買われていた
  • ニューヨーク時間午後4時6分現在、ドルは円に対して0.7%高の1ドル=109円31銭。一時は0.8%上昇と、8月26日以来の大幅高
  • ユーロは対ドルで0.1%未満下げ、1ユーロ=1.1127ドル。一時は1.1154ドルまで上昇していた
    • 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が金融政策会合後の記者会見で、成長見通しへのリスクは引き続き下方向だが、以前に比べ「やや顕著でなくなった」と述べたことが材料視された
  • ポンドは対ドルで0.3%安の1ポンド=1.3161ドル

原題:
Dollar Climbs as U.S. and China Near Trade Deal: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が続伸、米中貿易合意への楽観広がる

  12日の米株式相場は続伸。トランプ米政権が貿易交渉で中国と合意を成立させ、対中追加関税の発動が回避されるとの楽観が広がった。米国債は大幅下落。10年債利回りは1.9%台をつけた。

  • 米国株は続伸、米中の原則合意で追加関税回避との観測
  • 米国債は大幅安、10年債利回りは1.9%台
  • NY原油は反発、米中が貿易交渉で原則合意
  • NY金先物は反落、トランプ氏のツイートで下げに転じる

  米国の通商交渉担当者らが中国との間で第1段階となる貿易合意の条件で一致したことが複数の関係者によって明らかにされた。S&P500種株価指数はこれを受けて、上げ幅を拡大した。トランプ大統領はその後、合意を承認したという。

  S&P500種は前日比0.9%高の3168.57。ダウ工業株30種平均は220.75ドル(0.8%)高の28132.05ドル。ナスダック総合指数は0.7%上昇。ニューヨーク時間午後4時35分現在、米10年債利回りは11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.90%。

  インフォーマ・フィナンシャル・インテリジェンスの市場ストラテジスト、ライアン・ナウマン氏は、対中関税の「期限まであと数日という段階であり、両者が合意に近づいている、詰めに入っているということに特段驚きはない」としたうえで、合意成立を喜んで市場に参じるのは「合意文書が署名されたのを確認してからにしたい」と語った。

  米国債利回りの上昇は金融株を押し上げ、S&P500種金融株指数の上昇が目立った。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。米中貿易交渉が進展し、近く合意を発表する可能性があることが好感された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は42セント(0.7%)高の1バレル=59.18ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は48セント高の64.20ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。午前の取引で、米中合意が非常に近いとトランプ大統領がツイートした後、1カ月ぶり高値を離れ下げに転じた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.2%安の1オンス=1472.30ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Rise on Fresh Optimism Over China Deal: Markets Wrap(抜粋)

Oil Rises After U.S. Reaches Trade Deal in Principle With China

PRECIOUS: Gold Reverses Amid Optimism on U.S.-China Trade Deal

◎欧州債:ドイツ債下落、米中通商交渉に楽観-ECBは材料視されず

  12日の欧州債市場はドイツ債が下落、ユーロ圏国債の下げを主導した。トランプ米大統領が中国との「大きな取引」での合意へ「とても近づいている」と述べたことに反応し、安全資産への買いが巻き戻された。ECBは政策金利を据え置き、ラガルドECB総裁が初の記者会見でマイナス金利は機能しているようだと述べたが、ドイツ債はほぼ反応しなかった。

  • ドイツ債はベアスティープ化。10年債利回りは12月3日以来の高水準に上昇した。ドイツ債のパフォーマンスは米国債を上回った
  • イタリア債は下落。ポルトガル債が周辺国債の中でも軟調だった
  • 英国債はベアスティープ化。英総選挙の結果を控えて安全資産の買いが巻き戻された
  • ドイツ10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上げてマイナス0.26%。英10年債利回りは5bp上げて0.83%、イタリア10年債利回りは4bp上げて1.25%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Bunds Fall Amid Trade Deal Optimism; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(米国株・国債・商品を更新します)
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