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ECBの一部当局者、マイナス金利の負の影響を明記希望

  • ラガルド総裁が12日発表した声明序文での明記を複数の当局者が希望
  • 言及が拡大解釈される恐れがあるとして、政策委員会は見送りを決定
ラガルド総裁

ラガルド総裁

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg
ラガルド総裁
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)の政策担当者の一部は、12日の政策委員会会合後にラガルド総裁が発表した声明でマイナス金利の副作用に言及することを求めた。事情に詳しいユーロ圏の関係者が明らかにした。

  協議が非公開であることから匿名を条件に語った複数の関係者によると、これについて会合で比較的短い議論があったが、投資家に拡大解釈される恐れがあるとして見送られた。ECBの報道官はコメントを控えた。

  この一部委員は引き下がったが、議論があったこと自体、マイナス金利を巡り欧州に緊張があることを浮き彫りにしている。ECBも先月公表した金融安定報告で過剰なリスクテークや銀行の収益性低下などの懸念を指摘しており、ラガルド総裁はマイナス金利の問題にいずれ向き合うことを迫られそうだ。

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原題:
Some ECB Officials Wanted Lagarde to Mention Subzero Rate Risks(抜粋)

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