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JPモルガン行員、出張先での一杯に要注意-人工知能が経費精査

Pedestrians pass in front of the JPMorgan Chase & Co. headquarters building in New York, U.S., on Thursday, April 10, 2014.
Pedestrians pass in front of the JPMorgan Chase & Co. headquarters building in New York, U.S., on Thursday, April 10, 2014. Photographer: Ron Antonelli
Pedestrians pass in front of the JPMorgan Chase & Co. headquarters building in New York, U.S., on Thursday, April 10, 2014.
Photographer: Ron Antonelli

JPモルガン・チェースに勤める行員には、出張先で一杯やるのを控える理由がある。人工知能(AI)が見張っているのだ。

  同行は行員が提出する経費報告を処理し社内規則に沿っているかどうか判断するため、AIの一種である機械学習技術の活用を開始した。最高情報責任者(CIO)のロリ・ビアー氏が明らかにした。

  同氏は11日、ニューヨークでの会議で、「基本的にマネジャーによる承認をやめた」と述べた。 「監査は100%、機械学習モデルを通じて行っている。この方法で出張や経費の報告書を処理すると、社規に沿っているかどうかが同時にチェックされる」と説明した。

  機械学習はデータ分析を用いてパターンを特定し、自律的に学習してより良い判断を下せるようになる。

  経費が正しく使われているかの監視はほぼ全業種が取り組む課題だが、従業員が1年のかなりの部分を顧客に会うため出張して過ごす金融業界では特に悩みの種。ここで経費報告書の精査に上司が時間をかけたり、外部に監査を委託すれば逆に費用がかさむ。AI導入で「マネジャーが抱える官僚的な仕事を幾らか減らしている」とビアー氏は述べた。

原題:
JPMorgan Rolls Out Robots to Scrutinize Banker Travel, Expenses(抜粋)

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