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インド議会、宗教に基づき市民権付与する法案可決-イスラム教徒除外

  • 近隣3カ国からのイスラム教徒以外の不法移民に恩赦を与える内容
  • 国内のイスラム教徒は懸念強める、北東部で大規模な抗議デモ発生

インド上院は11日、近隣諸国から不法に入国したイスラム教徒の移民が市民権を取得するのを阻止する法案を可決した。同法案を巡っては議員の間で激しい論争が繰り広げられ、国内の一部地域では抗議活動が起きている。

  同法案は近隣3カ国からのイスラム教徒以外の不法移民に恩赦を与える内容で、9日に下院を通過していた。

  モディ首相率いる与党連合は上院では過半数割れの状態だが、法案可決に必要な票数の取りまとめに成功した。

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法案に抗議するデモ隊がアガルタラで警察と衝突(11日)

撮影:Arindam Dey / AFP via Getty Images

  この法案はアフガニスタンとバングラデシュ、パキスタンからインドに不法移住したヒンズー教徒、シーク教徒、仏教徒、ジャイナ教徒、パーシ(ゾロアスター教徒)、キリスト教徒に市民権を付与するとしているが、イスラム教徒は対象外とされている。

  法案可決を受け、国内の少数派であるイスラム教徒は懸念を強めている。バングラデシュと国境を接するインド北東部では大規模なデモが発生。住民は移民の流入増加につながりかねないと不安視している。

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グワーハーティーでのデモ(11日)

撮影:Biju Boro / AFP via Getty Images

原題:
India Approves Bill Granting Citizenship Based on Religion (1)(抜粋)

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