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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
cojp

TOPIXは小幅続落、米金利低下や円高-金融や輸出関連安い

更新日時
  • 米FOMC金利維持、インフレ率2%推移支えるために適切ー声明
  • 米長期金利は1.79%まで低下、為替は一時1ドル=108円40銭台

12日の東京株式相場でTOPIXは小幅続落。米国金利の低下や円高推移を受けて銀行や保険など金融株や自動車などの輸出関連は下落した。一方で、米国市場のハイテク株高から東京エレクトロンなど半導体関連株が日経平均の上げをけん引した。

  • TOPIX終値は前日比2.12ポイント(0.1%)安の1712.83
  • 日経平均株価は32円95銭(0.1%)高の2万3424円81銭
  • 東証1部値下がり銘柄数は1342、値上がりは708

〈きょうのポイント〉

  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)は金利維持を全会一致で決定、来年の据え置きも示唆
    • 声明で「不確実性続いている」の文言削除
  • 米10年債利回りは5ベーシスポイント低下の1.79%
  • ニューヨーク原油先物相場は1バレル=58.76ドルで終了、約1週間ぶり安値
  • フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.2%高と最高値
  • 対中追加関税を発動しないことに「望み抱いている」- パーデュー米農務長官

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、FOMCの結果を受けて米長期金利が低下したことについて「米国外の投資家にとっては当面米国金利で利ざやが取れない環境となった。円が買われ、業績面で影響を受けやすい自動車など輸出関連に重しとなっている」と説明。

  原油価格については、来年の3月までは減産が続くとの見方から「底堅く推移するとみるが、前日60ドルの節目に近づいたため上昇が一服した」と市川氏は話した。  

   野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、前日のSOX指数が最高値を付けたことで「日本の半導体関連株にも安心感が広がっている」と指摘。米中協議については「第1段階の合意がなくとも、15日期限の追加関税の発動はないとの見方がコンセンサス」であり、「これを大きく変えるニュースがなければ相場を崩す要因にはならない」と話していた。

  • 東証33業種では輸送用機器や小売、銀行、精密機器、保険、卸売、証券・商品先物は下落
  • 東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連や機械が上昇
TOPIXの推移
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