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元ゴールドマンのカバナー氏、10億ドル規模のヘッジファンドが採用

  • トゥルー・パートナーはカバナー氏採用で顧客増加の欧州に注力
  • ボラティリティー戦略は歴史的低水準受けて苦戦も、今後の需要期待

ヘッジファンドのトゥルー・パートナー・キャピタルは、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントでエグゼクティブ・ディレクターを務めていたロバート・カバナー氏を採用した。リターンを見込めない債券を抱える欧州で、ボラティリティー戦略への需要を掘り起こす。

  電子メールで送付された文書によると、トゥルー・パートナーは、同氏をロンドンのインベストメント・ ソリューションズ責任者として採用。顧客が増える欧州での存在感を高めるのに同氏が貢献するとの認識を示した。

  トゥルー・パートナーは10億ドル(約1090億円)規模のヘッジファンドで、シカゴや香港などにも拠点を置く。旗艦ファンドは、ボラティリティー市場全体でのロングおよびショートポジションから安定したリターン獲得を目指すリラティブ・バリュー戦略をとっている。投資家向け書簡によると、同ファンドは10月末現在で年初来リターンがマイナス6.6%と、厳しい2019年となっている。

  トゥルー・パートナーのトビアス・ヘクスター共同最高投資責任者(CIO)は、「ボラティリティーは今、一部市場で歴史的な低水準に下がっているため、その分野に再び目を向けるよう一部に促している側面がある」と述べた。旗艦ファンドのボラティリティー戦略が奏功後の18年、同社の運用資産は約2倍に増え、今年に入って顧客からの関心が高まったと説明した。

Global equity volatility gauges have drifted lower in the fourth quarter

原題:
Goldman Alum Joins $1 Billion Fund in Tough Year for Vol Traders(抜粋)

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