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UBS、ローントレーディング責任者を解雇-不適切な取引と指摘

スイスのUBSグループは、ローントレーディング責任者のバリー・ザモア氏を解雇した。不適切とされる取引に関与したためとしている。

  ザモア氏(50)は社規に違反したとして10月末で解雇された。UBSが規制当局への届け出で明らかにした。米金融取引業規制機構(FINRA)への届け出によると、ザモア氏はローンを売った後で同じ価格で買い戻し、その取引を取り消して、翌日に携帯電話での会話で買い戻すことに同意した。

  トレーダーは通常、取引をあらかじめ約束することや、ローンまたは債券を売ったのと同じ価格で買い戻す、あるいはその逆の取引を禁じられている。

  ザモア氏の取引相手は同氏がUBSに入社する前に務めていたクレディ・スイス・グループの従業員だと、事情に詳しい関係者が非公開情報を理由に匿名で語った。

  UBSとクレディ・スイスの担当者はコメントを控えた。

  ザモア氏の代理人のジョン・シンガー弁護士は、規制当局への説明は「明らかに虚偽であり名誉棄損だ」とし、同氏の行動は不当な取引には当たらないと主張した。

原題:UBS Loan Trader Zamore Dismissed After Deal on Cell Phone (1)(抜粋)

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