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米QE第4弾の可能性、年末資金逼迫で-市場は調達リスク過小評価

資金調達市場は年末の混乱リスクを過小評価しており、米連邦準備制度は新たな量的緩和(QE)開始に追い込まれる可能性がある。クレディ・スイス・セキュリティーズのアナリスト、ゾルタン・ポズサー氏がこのような見方を示した。

  同氏は9日のリポートで、今年の年末の資金調達環境は「近年で最悪となる様相だ」と指摘した。米金融当局は短期金利をコントロールし銀行の準備金をシステムに流入させるため、レポ取引や財務省短期証券(Tビル)購入を実施し、9月のレポ金利急騰から市場は落ち着きを取り戻した。しかし年末期間への懸念は残り、市場参加者は1月までの期間の資金供給オペに殺到している。

  当局が年末までの数週間に翌日物金利を制御できなくなった場合、選択肢にはTビルからクーポン付き証券に購入対象を変更するQE第4弾が含まれるとポズサー氏は指摘。海外の中央銀行に通貨スワップ利用を促すこともあり得ると分析した。

原題:
Underpriced Repo Risks May Push Fed Toward QE4, Pozsar Says (1)(抜粋)

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