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ドル・円は108円後半、重要イベント控え小動き―世論調査でポンド下落

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台後半で小動き。米国による15日の対中関税第4弾発動ときょうの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がった。英総選挙の最新世論調査で保守党のリードが縮小したことからポンド・ドル相場は下落。

  • ドル・円は午後3時35分現在、前日比ほぼ変わらずの108円74銭。値動きはわずか18銭
  • ユーロ・ドルはほぼ横ばいの1ユーロ=1.1090ドル
  • ポンド・ドルは0.1%安の1ポンド=1.3139ドル。一時0.4%安の1.3108ドルまで下落。前日の終盤では1.3215ドルと3月下旬以来の高値を付けていた
ドル・円は重要イベント待ちで動けず

市場関係者の見方

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • ドル・円は英総選挙と米中貿易協議の結果を見てみないと動きにくい
  • 英保守党の勝利と15日の対中追加関税の先送りをほぼ織り込んでいるので、相場の上値余地はさほど大きくない一方、ネガティブな結果なら反応は大きくなるだろう
  • 米中間で追加関税の先送りを含む何らかの合意が成立すれば109円前後まで上昇し得る。合意できず追加関税も発動なら108円割れも

モルガン・スタンレーMUFG証券債券統括本部の加藤昭エグゼクティブディレクター

  • 米中貿易協議で15日予定の対中関税が先送りか発動かが一番の焦点。中国側は先送りを示唆しているが米国側は慎重な言い回しで両国の駆け引きが続く中、ドル・円はなかなか動きにくい
  • 市場は英総選挙で保守党の完全勝利を見込んでいたが、最新調査で過半数割れも否定できくなったためポンド売りが出た。保守党優位の見方は変わらないが、過半数獲得が確実になるまでは1.31ドル台で神経質な展開か
  • FOMCは今回は据え置きだろうが、ドットチャートには一定の注意が必要。市場は来年1回の利下げを織り込みつつあるが、FRB自身の予想は現状維持か利下げ1回とみる。もし利上げの可能性が示唆されればサプライズ

背景

  • ナバロ米大統領補佐官、12月15日の関税引き上げが実行されない兆候はない
  • クドロー委員長、最終決定はない-15日予定の対中追加関税の発動巡り
  • 米は15日発動予定の追加関税先送りへ、中国当局者が予想-関係者
  • 英総選挙、保守党が過半数見通しもリード縮小-ユーガブ最新調査
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