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Photographer: NanoStockk/iStockphoto
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ブラックロック、株式市場「並外れた」リターンの日々は終わった

  • 金融緩和の停止で、リターンは1桁台が妥当-ティール氏
  • 欧米株式の投資判断引き下げ、日本と新興国株は引き上げ
RF markets red stocks crash
Photographer: NanoStockk/iStockphoto

米資産運用会社のブラックロックは株式相場の強気派に冷や水を浴びせた。2020年は中央銀行の金融緩和打ち止めとなり、今年のような2桁台のリターンは厳しいだろうとの見方を示した。

  ブラックロック・インベストメント・インスティテュート(BII)で債券チーフストラテジストを務めるスコット・ティール氏は10日、「19年は金融政策シフトの影響が、地政学が実際に起こす影響を圧倒したために並外れて大きなリターンを生んだ。同じことが来年あるとの話は聞かれない」とロンドンで記者団に述べた。「1桁台半ばや後半なら、サイクル終盤のリターンとして整合性が高いだろう」と続けた。

EM, Japanese equities lag European and U.S. stocks this year

  BIIのマクロ調査責任者、エルガ・バーチュ氏も「19年は中央銀行が大胆に姿勢を転換した。このハト派転換はほぼ終わり、20年の大半を通じて中央銀行は動かない可能性が非常に高いと弊社は考えている」と語った。

  ブラックロックでは今年大きく上昇した米国株の投資判断を中立に、ユーロ圏株をアンダーウエートにそれぞれ引き下げた。一方で、バリュエーションが低く出遅れ感による上昇が見込めるとして、日本と新興国の株式をオーバーウエートに引き上げた。

原題:
BlackRock Says Days of ‘Extraordinary’ Market Returns Are Over(抜粋)

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