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米レポ市場混乱の再現を警戒-市場関係者は今月16日と年末に注目

  • 9日実施の資金供給オペで予定額上回る応札-年末の資金需要で
  • 16日にも注目-米国債入札に関連した資金決済や法人税納付などで

投資家が資金供給オペで積極的に応札している。ウォール街を不安に陥れた9月半ばの米レポ金利急上昇が年末に再現される場合に備えるためだ。

  ニューヨーク連銀は9日、過去の例から見てレポ市場の流動性が枯渇しやすくなる年末年始に向けて資金供給オペを実施。こうしたオペを月曜日に実施するのは3週連続で、3回とも予定額を上回る応札となった。この日実施の28日物レポオペ(米国債などを担保に資金を供給する買いオペ)では、市場参加者から430億ドル(約4兆6700億円)の応札があり、予定額の250億ドルを上回った。

  米国債購入のための資金調達などに使われるレポ市場にとって、年末だけが課題ではない。新発債が投資家に受け渡しされ、四半期ごとの法人税納付で財務省の現金残高が増加する時期が重なる12月16日ごろにも、懸念が再燃する可能性がある。9月半ばに生じたレポ市場の混乱では、法人税の支払いがレポ金利急上昇の一因だったと指摘されている。

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原題:
Repo Worrywarts Turn Their Attention to Next Monday and Dec. 31(抜粋)

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