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長期金利がゼロ%に上昇、3月以来のマイナス金利解消

更新日時
  • 日銀、「しばらく何もしなくてもいい状況になった」-SBI証
  • 新発5年債利回りはマイナス0.085%,昨年11月以来の高水準

10日の国内債券市場で長期金利が今年3月以来となるゼロ%に上昇した。世界的な金利上昇圧力が強まる中、この日の5年利付国債入札に対する警戒感も金利の押し上げ要因となっている。

  長期金利の指標となる新発10年物国債利回りがゼロ%を付けたのは3月6日以来。日本銀行によるマイナス金利の深掘りが取り沙汰されていた9月初めのマイナス0.295%から30ベーシスポイント(bp)近い金利上昇となっている。

  SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジストは、「目先は5年債入札を控えた警戒感から中期債と先物主導の金利上昇圧力が波及している格好」と説明。日銀が長期金利の目標水準としているゼロ%に達したことで、「しばらく何もしなくてもいい状況になった」と語った。

  この日は、5年入札の発行条件が公表された午前10時半過ぎから長期国債先物を中心に一段と売りが優勢となり、中心限月の12月物は一時152円01銭と1年ぶりの安値を更新。新発5年債利回りもマイナス0.085%と昨年11月以来の高水準を付けている。  

新発10年物国債利回りの推移
(第3段落のコメントを差し替え、第4段落を追加します)
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