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Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America
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米国株が反落、国債まちまち-貿易巡る警戒感強い

更新日時

9日の米株式相場は反落。主要中央銀行の政策発表や米国の対中追加関税の行方など、相場動因となり得る材料が多い週を迎え、投資家が慎重姿勢に転じた。米国債は上昇。

  • 米国株は反落、重要イベント控え慎重ムード高まる
  • 米国債は上昇、10年債利回りは1.82%に低下
  • NY原油は小反落、9月以来の高値付近は維持
  • NY金先物はほぼ変わらず、FOMCや米の対中関税期限控え

  薄商いの中、S&P500種株価指数は日中安値近辺で取引を終えた。米国が予定通り15日に対中関税を引き上げるかどうかを見極めるための材料が待たれる中、中国の11月の輸出が予想外に減少したことが新たな懸念材料となった。

  S&P500種株価指数は前週末比0.3%安の3135.96。ダウ工業株30種平均は105.46ドル(0.4%)安の27909.60ドル。ナスダック総合指数は0.4%低下。ニューヨーク時間午後4時56分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.82%。

Strong December

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Source: Bloomberg

  米中関税合戦のエスカレートを回避するのに必要な合意を成立させる時間は残り少なくなっており、市場関係者は協議進展の兆しの一つ一つを注視することになりそうだ。

  ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、カトリーナ・エル氏はブルームバーグテレビジョンに出演し、「近い将来に関して、上振れリスクはない」とコメント。「リスクは下方に傾いており、大きく下振れるリスクは貿易戦争から来ている」と指摘した。

  ニューヨーク原油先物相場は小反落となるも、9月以来の高値に近い水準は維持した。サウジアラビアが「OPECプラス」会合で合意した減産に加えてさらに自発的に減産すると先週発表したのは強材料だったが、米中貿易戦争の中、中国の輸出が予想外に減少したことが嫌気された。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は18セント(0.3%)安の1バレル=59.02ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は14セント安の64.25ドル。

  ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。トレーダーの注目はFOMCなど主要中銀の政策発表に移った。米国が15日に予定通り対中追加関税を発動するかどうかを探るための材料も待たれている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%未満下げて1オンス=1464.90ドルで終了。

原題:U.S. Stocks Decline, Bonds Mixed on Trade Jitters: Markets Wrap(抜粋)

Oil Holds Steady As Investors Watch for Trade War Developments

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(第4・5段落に追加情報を挿入、相場を更新します)
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