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【ロンドン外為】ポンド、対ユーロで2年半ぶり高値-総選挙を楽観

  • 週末発表の世論調査、与党・保守党の勝利が最も公算大と示唆
  • ポンド、ドルに対する過去1カ月の上昇率は3%に

9日のロンドン外国為替市場でポンドが上昇し、ユーロに対して2年半ぶりの高値を更新。週末に発表された世論調査が英国の与党・保守党の総選挙勝利を引き続き示したことが好感された。

  ポンドはドルに対しても上昇。選挙戦を通じて保守党と最大野党・労働党との支持率の差は縮まったが、12日の総選挙で政権交代が実現するほどではない。週末の世論調査結果で欧州の投資家がポンド買いに動いたと、複数のトレーダーは述べた。

Pound rallies but demand for hedges continues to pick up

  ロイヤル・バンク・オブ・カナダの為替戦略グローバル責任者を務めるエルサ・リグノス氏は「ポンドが再び上昇しているのは、保守党がかなりの議席差で過半数を獲得する可能性を市場がほぼ完全に織り込みにいっているためだ」と調査リポートで指摘。「それが良い戦略だったかどうか、13日にわかるだろう」と述べた。

  ポンドはユーロに対し、一時0.3%高の1ユーロ=0.8393ポンド。ドルに対しては0.3%高の1.3181ドルで、過去1カ月の上昇率が3%に達した。総選挙の与党勝利に投資家が自信を強めている様子がうかがわれるが、選挙が近づくにつれポンド下落に対するヘッジ費用も上昇しており、これまでの事例から世論調査の信頼性に警戒感があることも浮き彫りにしている。

原題:
Pound Rally Passes Euro Milestone as Polls Back Conservatives(抜粋)

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