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北朝鮮、トランプ氏を厳しく個人批判-「無謀で一貫性ない老人」

更新日時
  • 朝鮮アジア太平洋平和委の金英哲委員長が談話発表
  • 2017年の激しい言葉の応酬を想起させる展開-年末の「期限」前に

北朝鮮は9日、トランプ米大統領個人に対し、この2年余りで最も厳しい批判を浴びせた。朝鮮アジア太平洋平和委員会の金英哲(キム・ヨンチョル)委員長がトランプ氏の最近の発言を取り上げて、「無謀で一貫性のない老人」のようだとの談話を発表した。  

  北朝鮮は独自に非核化交渉の期限を今年末に設定している。その時期が近づく中、米朝両国による言葉の応酬が続いている。トランプ大統領は8日、金正恩委員長は「あまりにスマートであり」、米国に対し敵対的な行動に出たなら「失うものが多過ぎる」とツイートした。

  北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)によれば、金英哲氏は「このことはトランプ氏が忍耐力を失った老人であることを必然的に示している」と指摘。「トランプ氏は非常に無謀で一貫性のない老人であるため、彼を再び『老いぼれ』と呼ぶしかない時代が来るかもしれない」と攻撃した。

  こうした個人攻撃は2017年当時の緊迫した時期を思い起こさせる。北朝鮮がミサイル実験を繰り返したことを受け、トランプ氏は国連総会の一般討論演説で金委員長を「ロケットマン」とあざけり、北朝鮮を完全に破壊すると脅しをかけた。北朝鮮はその後、トランプ氏を「老いぼれ」と呼んで反撃した。

  金英哲氏は談話で、トランプ大統領が「挑発的表現」を用い続けていると非難。トランプ氏の記者会見と投稿には「失望」していると述べた。北朝鮮にはこれ以上失うものはなく、トランプ氏は北朝鮮に関する多くのことについて無知だと主張。年末の期限が迫りつつあるとの警告も発した。

原題:North Korea Blasts Trump ‘Old, Erratic’ as Rhetoric Heats Up (1)(抜粋)N. Korea Warns Trump Against Continued Heightened Rhetoric: KCNA(抜粋)

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