コンテンツにスキップする

英総選挙、与党優位で終盤戦-首相だけが「離脱実現できる」と訴えへ

更新日時
  • ジョンソン首相は緩みが生じないよう支持者の引き締めに動く見込み
  • 労働党が自民党と選挙協力を拒んだことも野党側に不利に働いている

ジョンソン英首相は「英国の欧州連合(EU)離脱を実現できるのは自分だけ」という中心的な訴えに立ち戻り、12日の英下院選に向けた終盤の選挙戦に突入する構えだ。

  最新の世論調査では、与党保守党が下院で過半数を得る見通しが示されているが、2017年の前回選挙で世論調査が結果を正しく予測できなかったこともあり、ジョンソン首相は緩みが生じないよう支持者の引き締めに動く見込み。

  BMGリサーチが英紙インディペンデントの委託で実施した世論調査の結果によれば、保守党は最大野党・労働党を9ポイント支持率でリードし、その差は前回調査の6ポイントから拡大した。

  ITVの委託でサーベーションが行った世論調査でも、12日の下院選で保守党に投票するとの回答が全体の45%、労働党は31%となり、14ポイントに差が開いた。

  労働党のコービン党首が、自由民主党との選挙協力を拒んだことも野党陣営に不利に働いている可能性がある。保守党に勝てる見込みのある選挙区で、EU寄りの候補を対抗馬に立てる調整を労働党が拒否した結果、EU離脱に反対する有権者の票が割れることも考えられる。

  離脱反対派向けに「戦術的投票」を指南するウェブサイトも数多く存在するが、どの候補に投票するのがベストか常に意見が一致しているわけではなく、このことも有権者の選択を一層難しくしている。

原題:Johnson Returns to Key Brexit Message as Polls Put Him Ahead
U.K. Conservatives Widen Lead Over Labour in Latest BMG Poll
Tory Lead Over Labour Rises to 14 Points, Survation Poll Shows
Remainers’ Dreams Are Dying in Boris Johnson’s Brexit Election(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE