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ブルーバードとセルジーン開発のがん治験薬、80%超の患者に効果

  • 再発・難治性多発性骨髄腫患者の第2相試験結果を発表
  • CAR―T療法の治験薬「bb2121」で54人のうち19人が完全奏功

米バイオテクノロジー会社ブルーバード・バイオと米製薬会社ブリストル・マイヤーズスクイブが開発中の治験薬が、多種類の抗がん剤前治療歴を有する再発・難治性多発性骨髄腫の患者を対象としたピボタル第2相試験で80%を超える全奏功率(ORR)を示した。米国での承認に向けたハードルの1つをクリアしたことになる。

  6日の発表によると、キメラ抗原受容体T細胞(CAR―T)療法を利用したこの治験薬「bb2121」は高用量1回投与の多発性骨髄腫患者54人のうち44人に効果があり、うち19人が完全奏功した。奏功期間(DOR)の中央値は11.3カ月で、米食品医薬品局(FDA)承認の条件と見られていた期間(最低6カ月)を上回った。

  CAR―T療法では患者の血液から取り出したT細胞を、多発性骨髄腫の細胞に見られるB細胞成熟抗原(BCMA)と呼ばれるタンパク質を認識し攻撃するよう改変して治療する。

  ブルーバードの株価はこの日、通常取引後の時間外取引で一時上昇した。ブリストルがセルジーン買収完了に伴い、セルジーン株保有者に付与した不確定価額受領権(CVR)の1つである「BMY-R」は一時8.3%上げた。

原題:Bluebird, Celgene Cancer Therapy Gets Boost From New Study (1)(抜粋)

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