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中国版カプセル入り玩具が大人気-転売で高値、当局は投機過熱を警戒

  • 転売で価格が40倍近くになったフィギュアがある-人民日報
  • アリババの天猫では玩具取引に1年以内で約100万元投じた利用者も

中国で「盲盒」と呼ばれるブラインドボックス入り玩具が大人気だ。カプセルを開けるまで何が入っているか分からない玩具は、収集するマニア向けに転売すれば購入価格の何十倍で売れるケースもある。

  中国本土の転売サイト、閑魚では昨年、約30万人が盲盒玩具を売買し、取引額は1000万元(約1億5400万円)を超えたと中国共産党の機関紙、人民日報が最近報じた。人気フィギュアの中には価格が40倍近い2350元に跳ね上がったものもあるという。

POP MART Auto Vending Machine In Shanghai

「POP MART」の自動販売機(上海)

フォトグラファー:Yan Daming / VCG by Getty Images

  盲盒の転売市場を当局は注視している。政府系の新聞、深圳特区報によると、深圳当局はこうした売買の検証を強化。長い歴史の中で酒類やニンニク、発酵茶などが投機の対象となってきた中国の当局者が懸念しているのは、こうした玩具の投機も過熱するのではないかということだ。現在はスニーカーのリミテッドエディション(限定版)売買が厳しく監視されている。

POP MART Auto Vending Machine In Shanghai

「POP MART」の自動販売機

Photographer: Yan Daming/VCG via Getty Images

  金融犯罪を扱う李尚沢弁護士は電話インタビューで、「新しく現れたサブカルチャーを深圳当局が厳しく調べ始めた。少なくとも大都市など他の地域も追随すべきだ」と述べた。深圳当局にブルームバーグが追加の情報を求めたが、返答はなかった。

POP MART Auto Vending Machine In Shanghai

フィギュア

フォトグラファー:Yan Daming / VCG by Getty Images

  アリババ・グループ・ホールディングが所有するショッピングサイト「天猫(Tモール)」では、恐らく20万人の顧客が玩具を取引していると天猫側が最近のリポートで指摘。1年以内に約100万元を投じた利用者もいたという。

原題:China’s Latest Speculative Mania Is Mystery Plastic Toys (抜粋)

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