コンテンツにスキップする
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
cojp

為替トレーダーに新たな危機、ボラティリティー復活なら-BIS

  • 投資家は資本を以前よりも多くの場所に分散、流動性が細分化
  • 投資家は「流動性の急激な枯渇」に直面する可能性
Euro, left, U.S. dollar, center, and yen banknotes of various denominations are arranged for a photograph in Soka City, Saitama Prefecture, Japan, on Wednesday, Aug. 29, 2012. The dollar headed for a monthly advance versus the yen before U.S. data forecast to show consumer spending rose the most since February.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

外国為替市場にボラティリティーが戻った場合、為替トレーダーは新たな危機に見舞われる可能性がある。市場が異例なほど平穏な時期に、業界で刷新が進んだためだ。

  取引場所が多数存在するということは、投資家とディーラーが資本を以前よりも多くの場所に分散させており、複数のプラットフォームに流動性が細分化していることを意味する。この結果、市場が混乱に陥った場合に一部の場所で流動性が枯渇するリスクが高まっていると、国際決済銀行(BIS)は警告している。

A gauge of price swings across global currencies hit its lowest since 2014

  「ストレスに見舞われた局面で、為替ディーラーは流動性を分配し、単一の銀行プラットフォームを使用している顧客など関係の強い顧客を優先する可能性がある」と、アンドレアス・シュリンプとブラディスラフ・スシュコの両氏が8日に公表されたBISの四半期報告で指摘。「複数の場所で取引を執行する顧客は、流動性の急激な枯渇に直面する可能性がある」と分析した。

原題:
Danger Lurks for Currency Market If Volatility Recurs, BIS Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE