コンテンツにスキップする

米財務長官、FRBはデジタル通貨発行不要-議長と認識一致

  • 今後5年間にFRBがデジタル通貨を発行する必要はない-長官
  • FRBはデジタル通貨を開発していないが費用と効果を研究-議長

ムニューシン米財務長官は5日、下院金融委員会の公聴会で証言し、「パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長と私はこの問題を話し合ってきたが、われわれは近い将来、今後5年間にFRBがデジタル通貨を発行する必要はないとの認識で一致している」と述べた。

  中国人民銀行など一部他国の中央銀行はデジタル通貨の発行について議論している。欧州中央銀行(ECB)は民間セクターが国際決済を迅速かつ低コストに行えない場合に独自のデジタル通貨を開発すべきか検討している。

  パウエル議長はデジタル通貨による国家安全保障への影響と潜在的な恩恵について9月に尋ねたフレンチ・ヒル下院議員(共和、アーカンソー州)に宛てた書簡で、FRBはデジタル通貨を開発していないものの、そうした動きの費用と利益を研究していると回答。「米国の状況に関わる可能性のある潜在的恩恵を見極めるため他の中銀の活動を注視している」と11月19日付の同書簡で説明した。

  さらに同議長は、デジタル通貨を開発する前にFRBはサイバー攻撃などの運営上のリスクを解決する必要があろうと付け加えた。

原題:
Mnuchin, Powell See No Need for Fed to Issue Digital FX (1)(抜粋)

(パウエル議長のコメントなどを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE